「コミュニケーションメディアとしてのショップを考える」が本書のコンセプトです。最初は「売れる店を創る」というタイトルで書き始めました。だから、売れる店を創るためのヒントを満載したつもりです。でも、書き進めているうちに、売れる店って変な言葉だな、と思いました。つまらない商品を並べていても、売れる店はあります。どんなに良い商品を並べて、雰囲気の良い店でも売れないことはあります。売れるとか売れないではなく、徹底的に顧客サイドに立った店を考えようと思いました。すると、「つながる店」になるな、と思ったのです。目次1.「うちの店はなぜ売れないのか?」1-1.うちは昔のままなのに1-2.どこにでもある商品なので1-3.販売員にやる気がない1-4.店が狭くて2.モノを買う顧客の行動2-1.店を知る2-2.興味を持ち、店まで来る2-3.店の様子を見る2-4.店に入る2-5.商品を探す2-6.商品説明を受ける2-7.試着する2-8.購入する2-9.家に帰って商品を見る2-10.商品を使う2-11.顧客の行動を確認しよう3.とにかく店を創ってみる3-1.何もない白い箱3-2.誰を、どのように呼ぶのか?3-3.何が欲しい?何がしたい?3-4.カタログを揃えてみる3-5.仲間を集めて皆で商品を見る3-6.どんな店なのかを説明する4.コミュニティを創る4-1.店を作る前に顧客を創る4-2.地域のクラブ活動、サークル活動を始める4-3.コーチは誰?部長は?マネージャーは?4-4.facebook、ブログ、WEBを作る4-5.イベントを企画する4-6.社会貢献を考える5.オリジナル商品を創る5-1.どこにもないオリジナルなモノを創りたい5-2.創りたい人(デザイナー、工場)を探す5-3.欲しい人(店、顧客)を探す5-4.ブランドを創る5-5.ブランドライセンス、ブランドプロデュースあとがき「店ってなんだ?」